「MRXとMSXって何が違うの?」「ハウスメーカーさんに勧められたけど、正直よく分かっていない…」
私もそうでした。注文住宅の打ち合わせで担当さんから「床材は朝日ウッドテックのライブナチュラルMRXかMSXから選べます」と言われたとき、「え、どっちも同じメーカーだし、ほぼ一緒じゃないの?」と思ったんです。
でも実際にショールームへ足を運んで、実物を手で触れた瞬間、「全然違う…!」と声が出るほど驚きました。
今回は、三兄弟ママとして家づくりに奔走している私が、ライブナチュラルMRXとMSXの違いを徹底的に解説します。朝日ウッドテック自体の評判が気になる方は別記事もどうぞ。床材で後悔したくない方、ぜひ最後まで読んでみてください。
ライブナチュラルって何?まず基本を押さえよう

ライブナチュラルとは、床材(フローリング)を製造している朝日ウッドテックのブランド名です。朝日ウッドテックは銘木商出身のメーカーで、木材の知識と加工技術には定評があります。
ライブナチュラルシリーズは、合板の上に天然木を薄く貼り付けた「複合フローリング」です。無垢材のような質感を保ちながらも、コスト・メンテナンスのバランスが取れているため、注文住宅を建てる方に非常に人気があります。
ライブナチュラルには、いくつかのグレードがあります。
| グレード | 天然木の厚み | 特徴 |
|---|---|---|
| MSX / MRX | 約0.3mm(突板) | ベースモデル。コスパ重視 |
| ライブナチュラルプラス | 突板(少し厚め) | MSXより立体感・質感アップ |
| ライブナチュラルプレミアム | 2mm(挽板) | 最高グレード。足触りが全然違う |

今回比較するMSXとMRXは、同じ「突板仕様」のフローリングのなかで、木目・節の入り方が異なる姉妹商品です。
MSX と MRX、2つの違いを正直に比較
違い①:節の入り方(=「木の表情」)が全然違う

MSX(Standard)は、節や白太(色の薄い部分)が少なく、整ったすっきりとした木目が特徴です。ホテルのようなシンプルモダンなインテリアに合わせやすいのが強みです。
一方、MRX(Rustic)は、節や白太が多く入り、より「天然木らしい」ワイルドな表情が出ます。無垢材風の自然な雰囲気を好む人に向いています。突板における節あり・節なしの選び方についても別記事で詳しく解説しています。


「どちらが良い・悪いではなく、インテリアの方向性に合わせて選ぶもの」というのが正直なところです。
私自身、最初はMSXの方が綺麗に見えると思っていました。でも実物を並べてみると、MRXの方が「生きている木」という感じがして、男の子が3人でドタドタ走り回る我が家にはMRXの雰囲気が合うなと感じました。
違い②:流通ルートと購入のしやすさ

MSXは主にハウスメーカーや工務店経由(業者向け)の商品で、一般の方が直接購入することがほぼできません。「ハウスメーカーから採用されている床材がMSX」というケースが多いです。
MRXは、リフォーム専門店やECサイト(DIYショップRESTAなど)でも購入可能で、リフォームや新築の際に直接手配することもできます。
「うちのハウスメーカーの標準仕様はMSXだけど、MRXに変えられる?」という疑問が出やすいのは、こういった流通の違いが背景にあります。
違い③:価格の差はそこまで大きくない

MSXとMRXの価格差は、実はそれほど大きくありません。むしろ同シリーズ内でのグレードアップ(MSX→プラス→プレミアム)の方がコストに大きく影響します。
住友林業や一条工務店などの大手ハウスメーカーではMSXが標準仕様として採用されていることが多く、MRXにする場合は差額が発生することがあります。ただ、その差額は「部屋の雰囲気が変わる」と考えると十分に検討の価値があります。
ちなみに、MRXを選んだ場合は「ワイルドな木目が好きだけど傷が心配…」という方も多いと思います。我が家もそうで、引っ越す前にまず揃えたいのが椅子・テーブル脚の傷防止キャップです。男の子3人、ダイニングチェアを1日何十回引きずるか分からないので、これは必須です。
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問題の本質:「どっちでも同じでしょ」が一番の失敗

床材選びで後悔する人の多くが言う言葉があります。
「どうせ床なんて生活すれば傷がつくし、どれも同じかな」
でも、床は家の中で一番面積を占めるインテリアです。子どもが走り回り、赤ちゃんが寝転がり、家族が素足で歩く——その感触と見た目は、毎日の暮らしに直結します。
私には男の子が3人いて、毎日ほんとうに激しく走り回ります。床は傷つくし汚れる。それでも「この床にしてよかった」と思えるかどうかは、選び方次第です。
なんとなく「まあいいか」で決めてしまった人から「もっとちゃんと選べばよかった」という声をよく聞きます。床材だけは、妥協せずにショールームで実物を確認することを強くおすすめします。
ライブナチュラル選びで押さえたい3つのポイント
ポイント①:インテリアのテイストを先に決める
床材は、家の完成イメージをかなり左右します。インテリアのテイストを先に言語化しておくと、迷いが大幅に減ります。
- ナチュラル・北欧風・カフェ風 → MRX(節あり・温かみある木目)

- モダン・シンプル・ホテルライク → MSX(節少なめ・均一な木目)

私はPinterestで好みのインテリア写真を20枚ほど集めて、「どんな雰囲気に近いか」をイメージしてからショールームに臨みました。これで迷いがかなり減りましたよ。実際にどんな仕様決めをしたかは仕様打ち合わせの体験記にも書いています。
ポイント②:ショールームで必ず実物を見る

写真では伝わりにくいのが「質感」と「足触り」です。朝日ウッドテックには全国にショールームがあるので、ぜひ実際に足を踏み入れて感じてみてください。

サンプルをもらって、自宅の光環境で見るのも絶対おすすめです。ショールームの照明と、自宅の自然光では、印象が大きく変わることがあります。「ショールームで見たときはよかったのに、自宅に置くとイメージと違った」を防ぐためにも、必ずサンプルを借りましょう。ちなみに、MSXとMRXは同一サンプルです。

ショールームで床を実際に踏んでみると、「この感触を毎日味わいたい!」という気持ちが高まりますよね。ただ同時に「この綺麗さを保てるかな…」という不安も出てきました。複合フローリングはワックスがけが大切で、突板・挽き板対応のフローリングワックスを使うと長持ちします。間違えると逆効果になるので注意です。
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→ 半年に一度のワックスがけで、新築の輝きをキープできます。
ポイント③:グレードを上げるなら「プレミアム」を検討する

「もう少し良い床材にしたい」と思ったとき、MRXからMSXに変えるより、ライブナチュラルプレミアム(挽板2mm)へのグレードアップを検討する方が効果的です。
突板(0.3mm)から挽板(2mm)への変更は、足触りや見た目の立体感が段違いです。プレミアムを実際に踏んでみたとき、私は「これは予算を絞ってでも選びたい…!」と思いました。無垢・挽板・突板それぞれの落とし穴についても詳しくまとめています。
ただしプレミアムは価格もそれなりにアップします。LDKだけプレミアムにして、廊下や寝室はMRXやMSXにするという選択肢もあります。「使う場所ごとにグレードを変える」のが賢い予算の使い方です。
具体的なアクション:今日からできること

- PinterestやInstagramで好みのフローリング写真を10〜20枚集める
自分のテイストを言語化する前に、まず「好き」を集めましょう。保存した写真を見直すと、自然とMRX系かMSX系かが見えてきます。 - 近くの朝日ウッドテックショールーム(または取扱い工務店)に予約を入れる
実物を見るだけでなく、サンプルを持ち帰れると理想的です。比較したい複数のサンプルを並べて自宅で確認するのが最強の方法です。 - ハウスメーカーに「MRXとMSXの変更は可能か・差額はいくらか」を確認する
標準仕様がどちらか、グレードアップの費用感を把握しておきましょう。「知らなかった」で後悔しないために。 - ライブナチュラルプレミアムとの比較もしておく
突板と挽板の差を体感してから、コスト感と照らし合わせて決断するのがベストです。イクタなど他メーカーの挽き板も気になる方はイクタフローリングの評判記事も参考にどうぞ。
最後に、これだけは絶対に持っておいてほしいと思うのがフローリング補修クレヨンです。どんなに気をつけても、子どもがいれば床の傷は避けられません(うちなんて入居3日目にやられました…笑)。補修クレヨンがあると、小さな傷はすぐ自分で目立たなくできるので、精神的なダメージが全然違います。
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まとめ

ライブナチュラルのMRXとMSXは、どちらが優れているという話ではなく、「どんな雰囲気の家を作りたいか」によって答えが変わります。
- 整った木目でスマートに仕上げたい → MSX
- 天然木らしいワイルドな表情が好き → MRX
- 足触りや本物感にとことんこだわりたい → プレミアム
迷ったときは、ぜひショールームへ。実物を触れば、答えは自然と出てくるはずです。
私も三兄弟の賑やかな家づくりの中で、一つひとつ悩みながら選んでいます。一緒に後悔のない家づくりをしていきましょう!
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床材選びのような細かい部分まで相談に乗ってくれるハウスメーカーを比較したい方には、無料の一括資料請求サービスが便利です。複数社の提案を見比べることで、自分に合ったメーカー・仕様が見えてきます。ぜひ活用してみてください。
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