「IHにすればよかった」「ガスにすればよかった」後悔する前に読んでほしい話
家づくりを進めていると、必ず直面する「IHかガスか問題」。
インスタやYouTubeを見ていると、おしゃれなキッチンにはスタイリッシュなIHが映えていたり、料理系インフルエンサーはガス火で豪快に炒め物をしていたり…。見れば見るほど、どっちにすればいいのか迷ってしまいますよね。

私もそのひとりでした。
「好みで選んだら、毎日の家事がしんどくなった」なんて後悔だけはしたくない。
今回は、パナソニックのショールームで聞いた現場スタッフのリアルな声と、私自身がIHを選ぶまでの葛藤をまとめました。同じように迷っている方の参考になれば嬉しいです。
問題の本質:「調理のしやすさ」だけで選ぶと後悔する

「ガスの方が料理が美味しくなりそう」「IHはお手入れが楽そう」——よくある比較ですが、実は日々の暮らしで一番差が出るのは調理中ではなく、調理後の掃除です。
新築に住んでからも、毎日3食(少なくとも夕食は)作り続ける生活が始まります。お子さんがいれば、吹きこぼれ、油はね、食べこぼし…キッチンは戦場になります。
「映えるキッチン」より「毎日しんどくないキッチン」の方が、暮らしは豊かになる。
なぜ後悔するのか?原因3つ
原因① 五徳(ごとく)の掃除を甘く見ていた

ガスコンロには欠かせない「五徳(ごとく)」。鍋を乗せる鉄製のアレです。煮物をしていて少し吹きこぼれた瞬間、五徳を取り外して、コンロの隙間を拭いて、五徳を洗って…この作業、想像以上に面倒です。
私の実家はずっとガスでしたが、母は「五徳の掃除が一番嫌い」と言い続けていました。私自身も子どものころから、五徳の溝に入り込んだ汚れを歯ブラシでゴシゴシこすっているのをよく見ていました。
「毎日使うものこそ、掃除のしやすさが命取りになる。」
一方、IHはフラットな天板なので、吹きこぼれてもサッと一拭き。実家の2階がIHになってから、母が「もうガスには戻れない」と言ったのが忘れられません。
実は私、賃貸時代にガスコンロを使っていたんですが、五徳の油汚れには本当に悩まされました。毎週掃除しても完全にきれいになりきらなくて…。あのとき知っておけばよかったのがガスコンロ専用の汚れ防止アルミシートです。コンロ周りに貼るだけで、油はねや吹きこぼれの汚れがシートごと交換できて、掃除がびっくりするほど楽になります。
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原因② 火事・やけどリスクを過小評価していた

子どもが小さいうちは特に、ガスの「裸火」は怖いものです。男の子3人の我が家は、長男は7歳、次男は5歳、三男は3歳。好奇心旺盛な子どもたちがキッチンに近づくたびに「触らないで!」と叫ぶのは、精神的にも疲れます。
IHなら調理中も天板自体はそこまで高温になりにくく(鍋を外せばすぐ切れる)、万が一触れても大きなやけどになりにくいメリットがあります。また、消し忘れのリスクも大幅に減ります。

「子どもの好奇心は止められない。だったら環境で守る。」
💡 コストの実態が気になる方は → 条件付き土地でハウスメーカーを即決した話|見積もりのギャップとオプション費用の実態 も参考にどうぞ。
原因③ 「3連IH」にするにはコストがかかることを知らなかった

これはパナソニックのショールームスタッフに教えてもらって初めて知ったことです。標準仕様のコンロは「俵形(手前2口+奥1口)」が多く、奥の1口はラジエントヒーターというやや火力の弱い形式。これを3連IH(横並び3口)に変えようとすると、魚焼きグリルのスペースが不要になる分、キッチン本体のレイアウトを大きく変える必要があります。
その結果、ハウスメーカー経由だと定価以上のオプション費用が発生することも。我が家も「3連IHにしたい!」とお願いしたら、思ったより高くなった…という経験をしています。
「設備は単品で考えず、キッチン全体への影響まで確認してから決めること。」
ちなみにパナソニックのショールームスタッフによると、3連IHを選ぶお客さんは全体の約8割。それだけ人気がある一方で、コストが上がる落とし穴も多いそうです。
解決方法:こうやって後悔しない選択をする
ステップ1:まず「掃除のしやすさ」を優先軸に置く

毎日キッチンに立つのは誰ですか?その人が「ラクに掃除できるか」を最優先にしてください。料理が好き・ガス火で本格的に調理したいという強い気持ちがある場合を除いて、掃除のしやすさ=IHが有利です。
ちなみに、IHに決めると地味に頭を悩ませるのが「今の鍋やフライパンがIH対応かどうか問題」です。我が家も全部確認して、対応していないものは買い替えが必要でした。入居前からIH対応のフライパン・鍋セットを揃えておくと、引っ越し直後からスムーズに料理できますよ。取っ手が外せるタイプはキャビネット収納がコンパクトになるのでとくにおすすめです。
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💡 仕様打ち合わせでコンロ以外の設備選びも同時進行でした → 仕様打ち合わせ①が終わった。正直、しんどかった話 にその全貌を書いています。
ステップ2:3連IHを検討しているならショールームで確認

「3連IHにしたい」と思っている方は、早めにショールームでキッチン本体への影響と費用感を確認しましょう。ハウスメーカーの担当者だけに聞くのではなく、メーカーショールームのスタッフに直接聞くのがおすすめ。私もパナソニックのショールームで聞いて、初めてキッチンレイアウト変更のことを知りました。
ステップ3:リフォームのお客が選ぶのはほぼIH、という事実を知る

新築ではIHとガスが半々くらいですが、リフォームのお客さんはほぼIHを選ぶそうです(パナソニックショールーム情報)。一度ガスを使って、その後リフォームでIHに変える人が多いということ。これは「実際に住んでみたらIHの方が良かった」という声の表れだと思います。
具体アクション:今日からできること

- ショールームで実物に触る:IHとガス、どちらも展示しているショールームで実際に触ってみましょう。掃除のしやすさや3連IHの実物サイズ感は、実際に見ないとわかりません。
- 「3連IHにした場合の費用」を担当者に確認する:ハウスメーカーとショールームの両方に確認を。金額が変わることが多いので要注意です。
- 生活動線を想像してみる:吹きこぼれたときの掃除、子どもがコンロのそばに来たときのこと。理想だけでなく、面倒なシーンもイメージしてみてください。
最後にひとつ。IHにしたとしても、調理中の油はねや吹きこぼれは防ぎきれません。IHのトッププレートに焦げ付きがつくと、意外に落とすのが大変なんです。入居してすぐにIHトッププレート保護シートを貼っておくと、日々の拭き取りがぐっと楽になります。透明タイプなら見た目も変わらず、ガラスコーティングを守れるので我が家も必ず用意する予定です。
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まとめ

IHかガスか、どちらが正解というわけではありません。でも、毎日の暮らしで後悔しないために大事なのは「映え」より「使い勝手と掃除のしやすさ」です。
私自身は、3人の男の子を育てながら共働きで夕食4〜5品を作ることも多い生活の中で、IH(3連)を選ぶことにしました。毎日の五徳掃除と子どもへの安全面を考えると、IHが私たち家族には合っていると判断しています。
あなたにとっての「正解」を見つけるためには、まず比較・情報収集が大切です。複数のハウスメーカーのキッチン仕様を無料で比較できるサービスをぜひ活用してみてください。
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