「PLUSとMSX、どちらにしますか?」
コーディネーターさんにそう聞かれた瞬間、頭が真っ白になりました。
我が家が検討しているのは朝日ウッドテックのオーク。HMの見積もりではPLUSが約65万円、MSXが約40万円。差額は25万円です。
「実際にどのくらい差があるの?」「25万払う価値は?」——気になって、サンプルを取り寄せて実際に横から見て・手で触って比べました。
先に言っておくと、我が家はまだどちらにするか決まっていません。夫・コーディネーター・私の意見が3者3様で割れています。だからこそ「どう悩んでいるか」をそのまま書きます。同じように迷っている方の参考になれば嬉しいです。
📖 先に結論だけ知りたい方へ
🌿 PLUSが向いている人
温かみのあるナチュラル・北欧系インテリアが好きな人
🏙 MSXが向いている人
クール・モダン系が好きな人、または他の設備に予算を回したい人
▼ 踏み心地・断面の違い・価格差の内訳まで、以下で正直にまとめます
まず確認:PLUSとMSXは「突板の厚み」が5倍違う

朝日ウッドテックのフローリングには、大きく「挽き板」「突板(PLUS・MRX・MSX)」「シート材」の3種類があります。挽き板と突板の違いについてはこちらで詳しくまとめています。
今回比較するのはどちらも「突板」グレード。天然木の薄い板を表面に貼り合わせた製品で、最大の違いは単板(突板)の厚みです。
| グレード | 単板の厚み | 特徴 |
|---|---|---|
| PLUS(ライブナチュラルプラス) | 約0.5mm | 突板にしては厚め。横から見ると木の層が視認できる |
| MSX(ライブナチュラルMSX) | 約0.1mm | 一般的な突板の厚み。断面はほぼ合板に近い薄さ |
0.5mmと0.1mm——「5倍の差」と言われても数字だけじゃピンとこないですよね。実際に見てみると話が変わります。
横から見てわかった「0.5mmの存在感」

2つのサンプルを並べて横から断面を見た瞬間、違いを実感しました。
PLUSは断面に木の層が肉眼ではっきり見えます。「ここに本物の木が貼ってあるんだな」と直感でわかる存在感。色味は温かみのあるベージュ〜ライトブラウンで、黄色みがかった自然なオーク色。木目がダイナミックで、光の当たり方によって表情が豊かに変わります。

MSXは断面がほぼ合板に近い薄さ。木の層はほとんど識別できません。色味もPLUSよりやや落ち着いたナチュラルトーン。すっきりとした自然な印象です。
「単板が薄いほど色味が落ち着く傾向がある」とは聞いていましたが、2つを並べると確かに違いが感じられました。
色味の違い|PLUSはやや温かみ、MSXはやや落ち着いたトーン

断面の差だけでなく、色味にも違いがあります。ただし、インテリアの方向性が決まってしまうほどの極端な差ではなく、「どちらの色味を好むか」という感覚の違いに近いです。
PLUSは「温かい家」派へ。黄色みがかった自然なオーク色。木目がダイナミックで存在感があり、光の当たり方によって豊かな表情を見せます。ナチュラルウッド・北欧ナチュラル・和モダン系のインテリアに合います。
MSXはPLUSよりやや落ち着いた色調。PLUSと比べるとわずかにグレーみがあり、すっきりとした自然な印象です。「クールモダン専用」というわけではなく、どんなインテリアにも合わせやすいニュートラルな色味です。
踏み心地・手触りの正直な差

「踏んだだけじゃわからない」——これが正直な感想です。
裸足で踏み比べても、踏み心地の差はほぼ感じませんでした。PLUSの方がわずかに柔らかみがあるかもしれないけど、目隠ししたら絶対どちらかわからないレベルです。
一方で手で触ると差が出ます。PLUSはやや柔らかみがあり、木に触れている感覚があります。MSXは硬質でフラットな感触で、合板に薄い板が貼られている感じが出てきます。


正直に言えば、これも「0.5mmだと知っているから感じる差」かもしれません。知識なしで触ったら気づかない可能性が高いです。「踏んで決める」よりも「横から見て・手で触って感じる差」という印象を受けました。
どちらを選んでも、小さな子どもがいる家庭では床材の傷は避けられません。ダイニングチェアの脚カバーは入居前から準備しておくのがおすすめです。
▶ 我が家でも購入済み。8個セットでダイニング全脚カバーでき、フェルト素材なので天然木の床への傷対策はこれで十分でした。入居前に用意しておくのがおすすめです。
価格差25万はどこから来るの?HM見積もりを正直に公開

我が家のHM経由の見積もり(約60㎡・税込)です。
| グレード | HM見積もり | 割引率 |
|---|---|---|
| PLUS(ライブナチュラルプラス) | 約65万円 | 約49%引き |
| MSX(ライブナチュラルMSX) | 約40万円 | 約67%引き |
| 差額 | 約25万円 | — |
「MSXの方が割引率が大きいからお得」に見えますが、これはもともとの定価が違うからです。PLUSの方が定価が高く、HM経由の掛け率(仕入れ率)が同程度でも見積もり金額の差は開きます。

25万という差額は、床材だけで見ると大きいですが、家づくり全体の予算の中でどう位置づけるかで判断が変わります。住宅ローンや資金計画に不安がある方は、FPへの無料相談も早めに活用するのがおすすめです。
「25万を払う価値」がある人・ない人
実際に触り比べて、私なりの基準が見えてきました。
PLUSを選んだ方がいい人
- 温かみのある黄色みオーク色が好きな人。MSXのグレーっぽいクールな色より、自然な木の温かみを求めるならPLUSが正解です。
- 断面・質感に「本物感」を求める人。横から見える0.5mmの木の層にこだわりがあるなら、PLUSを選んで後悔しないと思います。
- 他のオプションを抑えてでも床にこだわりたい人。差額25万を床材に使う選択には価値があります。
MSXで十分な人
- 落ち着いたナチュラルな色味が好きな人。MSXはPLUSよりやや落ち着いた色調で、どんなインテリアにも自然に馴染みます。コーディネーターさんも「自分ならMSX」と言っていました。
- 踏み心地を最重視している人。踏んだだけでは差がわからないほど近い感触なので、「足触りで選ぶ」ならMSXで十分です。
- カップボードやキッチンなど他に予算が必要な人。差額25万を別のところに回す判断も十分合理的です。
我が家の現在地|夫・コーディネーター・私の意見が割れた
正直に言います。我が家はまだ決まっていません。
夫は「PLUSがいい」派。本物感と温かみのある色へのこだわりが強く、「一生住む家だから」という理由で25万の差もやむなしと考えています。
私(TOMA)は揺れ中。カップボードなど他のオプション費用が積み重なっていることもあり、「MSXでもいいのでは」という気持ちもあります。踏み心地が同じなら、インテリアの色味とコスパのバランスで決めても良いかな……とも。
コーディネーターさんは「MSX派」。「私だったらMSXですね。あの色の方が今っぽいですし、差額を別のところに使えますよ」とのことでした。
床の色が決まったら、次はラグと家具との相性を合わせていく予定です。子どもが走り回ることを考えると、ラグは「厚手」「防音」「洗いやすい」が必須条件。今候補にしているのがこのラグで、低反発+高反発の2層構造なので子どもが転んでも安心感があります。
▶ 抗菌・防臭・遮音機能付き。カラーが豊富なので、PLUSの温かみ系にもMSXのクール系にも合わせやすいです。
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まとめ
PLUSとMSXの差は「単板の厚み5倍・価格差25万・色味の違い」の3点に集約されます。横から断面を見るとその差は明らかで、PLUSには木の存在感があります。ただ踏み心地はほぼ同等で、手触りも知識があってこそ気づく差です。

色味はインテリアの方向性によってどちらが正解かが変わります。温かいナチュラルウッド系を目指すならPLUS、クールなモダン・北欧スタイルを目指すならMSX。コーディネーターがMSXを薦めていたように、今のトレンドに合わせるならMSXの色味がハマることも多いです。

どちらを選んでも、朝日ウッドテックの突板は天然木の床です。長持ちさせたいなら入居前のフロアコーティングも選択肢の一つ。我が家も検討中です。
▶ ガラスコーティングなので傷・水・汚れをしっかりガード。約24畳分で1本なので、我が家(60㎡)だと3本目安。ワックスがけ不要になるのが最大のメリットです。
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