朝日ウッドテックのショールームは、行く前と後で床材の予算感が変わる場所でした。「高くて無理」と思って入ったのに、出るときには「PLUSなら現実的かも」と話していた——そんな体験を正直に書きます。
仕様打ち合わせが始まる少し前、「ライブナチュラル」はSNSで何度も見ていたけれど、「どうせ我が家には高すぎる」と最初から線を引いていました。ショールームに行ったのも、かなり軽い気持ちでした。でも結果的に、この訪問が床材選びの方向をがらりと変えることになりました。
実物を見てわかったことが、思っていたより多かったです。やらかしたことも、驚いたことも、全部正直に書きます。
📖 先に結論だけ知りたい方へ
🌿 ショールームで変わった認識
「高くて無理」→「突板PLUSなら現実的かも」に変わった。挽板との質感差より、PLUSの完成度に驚いた。
💡 行って一番よかったこと
広範囲に敷いたときのイメージが確認できる。サンプルやネットでは絶対わからない部分がここにある。
▼ 一つひとつの体験を、以下で正直に書いています
入った瞬間、ここはホテルか?と思った

実は入る前から、少し緊張していました。「高級な床材のショールームって、圧迫感がありそう」という勝手なイメージがあって。
でも実際に足を踏み入れた瞬間、そのイメージが崩れました。
電球色の間接照明が低めに灯されていて、床には美しい木目の板が整然と並んでいる。一言でいうと、ちょっといいホテルのロビーみたいな空間でした。イクタのショールームやリクシル・ダイケンの展示を見てきた後だったので、空気感の違いがはっきりわかりました。
一つひとつの床材を近くで見ると、木目が本当に美しくて自然素材の迫力があって、しばらく立ち尽くしてしまいました。「良いものがある場所に来た」という感覚が、入り口でもう漂っていました。
PLUSオークに2人して釘付きになった

入り口を抜けてすぐの場所に、Live Natural PLUSのオークが敷いてありました。私も夫も、気づいたらそこで立ち止まっていました。
近くで見ると、うっすら白い筋が木目に走っていて——「これが天然の木だ」と、ひと目でわかりました。PLUSは突板なんですが、単板の厚みが通常品の2〜3倍あるとのこと。大判で見るとその存在感がはっきりわかって、木目のバランスも整っていて、上品なんです。
私がずっと「突板って安っぽくなるんじゃないか」と思っていたのは、このPLUSを知らなかったからだと気づきました。挽板と並べて見ると質感の差はあるけれど、それ以上に「このPLUSがいい」という感覚の方が強くて。金額が許せればPLUSを採用したいと夫と話しながら、スタッフさんのところへ聞きに行きました。
万が一子供が傷をつけても単板が厚い分だけ目立ちにくく、補修もしやすいという点も安心材料でした。「突板だから傷が心配」という不安が、PLUSの厚みで和らいだ。それも、実物を前にして初めて実感できた話です。
サンプルで選ぼうとしていた自分が、少し怖くなった
広範囲に敷いたときの実物を見た瞬間——「これ、サンプルで選ぼうとしてたのか」と、少し怖くなりました。これが、ショールームに来て一番よかったことでした。
自宅でサンプルを手に取って見ていると、どうしても「この小さな板が繰り返し並ぶんだろうな」とイメージしてしまいます。でもそれは違うんです。

床材は、同じ品番でも一枚一枚の木目や色味が少しずつ異なっていて、広く敷き詰めると自然にランダムなパターンが生まれます。「こんな色の板も混ざるんだ」「この木目の出方いいな」という発見が、広面積の展示で初めて見えてくる。

「写真で良いと思っていた色が、実物ではちょっと違う」こともあったし、逆に「これがこんなに良かったの?」という嬉しい発見もあって。サンプル請求だけで決めようとしていた自分が、少し怖くなりました。

ショールームで理想の床材が見えてきたとき、「予算は大丈夫かな?」という不安もじわっと出てきます。我が家も打ち合わせが進むにつれて想定外の追加費用が出てきて、床材の予算を何度も見直すことになりました。迷ったタイミングでFP(ファイナンシャルプランナー)に無料相談しておくと、住宅ローンと内装費用のバランスを整理してもらえて、判断がぐっと楽になりますよ。
「キッチン前にタイルは要りません」——10年使った人の一言
スタッフさんと話してみると、なんと自宅にも朝日ウッドテックの挽板を採用されていて、お子さんの年齢も我が家に近いくらいだとわかりました。「実際に使ってどうですか?」と遠慮なく聞ける雰囲気で、気さくで上品な方でした。

印象的だったのが、「キッチン周りはタイルを貼らず、挽板のままにしているけど、油染みで困ったことは一度もない」という話。家づくりのSNSでは「キッチン前はタイルかフロアタイルか」という議論をよく見かけるので、「挽板のままでいける」という10年の実体験はかなり参考になりました。

入居後すぐにやるべきことも教えてもらいました。「椅子の脚に保護キャップをつけること」と「ラグを敷く場所には透明シートを」の2点。天然木は傷がつきやすいので、対策が早いほど安心だそうです。これは入居前に準備しておこうと、その場でメモしました。
▶ スタッフさんおすすめの椅子脚カバー。交換型フェルトで、床を傷から守ってくれます。
帰り際に「ショールームの壁紙が素敵で、型番を教えてほしい」とお願いしたら、その場でわざわざ調べて、帰りに小さなメモに書いて渡してくれました。こういう配慮が、またここに来たくなる理由だなと思いました。
▶ 「透明シートを敷いて」というアドバイスに使えるのがこれ。撥水・抗菌・床暖対応で、天然木の床をしっかり守ってくれます。
the wallとデザインウォール——玄関に絶対つけたいと確信した
the wallのコーナーに足を踏み入れた瞬間、夫が「これいいな」とつぶやきました。SNSで何度も見ていたレッドシーダー——実物の前に立つと、画面越しとは全然違いました。

the wallはレッドシーダーの天然木を天井や壁に貼るもので、SNSでよく見かけていました。「派手になりすぎるんじゃないか」と正直思っていたんですが、実物の前に立った瞬間にそのイメージが変わりました。

確かにインパクトのあるカラーとストライプ。でも素材感が出て、主張しすぎない上品さがあるんです。照明を受けた木の質感が、なんとも言えない雰囲気で。
オークの天井は頭の中で想像できていたけれど、レッドシーダーの実物を見たときの感覚は、それとはまた別の「憧れ」でした。SNSで採用している方たちが嬉しそうに紹介している気持ちが、やっとわかった気がしました。
デザインウォールについては、スタッフからAmazonや楽天でも手に入って、DIYで施工できると教えてもらって、夫が大喜びしていました(笑)。玄関のアクセント壁として、ぜひ取り入れたいと考えています。

the wallの詳しいレポート(価格・サイズ・一式費用まで)はこちらの記事にまとめています。
子連れで行くなら知っておきたいこと
今回は0歳の末っ子だけ連れて行きました。上の子たちを連れていかなくてよかった、と正直思っています。
ショールームの中には「小上がり」のような場所があって、実際に床材の上を歩いて踏み心地を体感できる構造になっています。うちの子たちが来たら、間違いなくはしゃいで走り回る。他のお客さんに迷惑をかけながらゆっくり話を聞くのは難しいな、と想像しただけでわかりました。
基本は大人だけで行くのがおすすめです。それくらい、聞きたいこと・確認したいことが次々出てくるショールームなので。キッズスペースは用意されているので、どうしても連れて行く場合は本やおもちゃを持参すると安心です。
見学とスタッフとの相談で、所要時間はだいたい1時間弱でした。事前予約がおすすめで、ゆっくり話を聞きたいなら平日の比較的空いている時間帯が話しやすかったです。
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ちなみに私自身は、間取りを複数社で見比べないまま家を進めてしまって、今も「ほかの会社ならどうだったかな」と考えることがあります。その正直な気持ちと、契約前にやっておくと安心なことはこちらの記事にまとめています。
まとめ
ショールームに行く前は、「朝日ウッドテックは憧れだけど、たぶん予算オーバー」と思っていました。でも実際に行ってみると、PLUSという突板の選択肢があること・その質感が想定以上だったこと・費用感が思っていたより現実的だったことがわかって、方向性がぐっと変わりました。

一番の収穫は、広範囲に敷いたときのイメージが確認できたこと。サンプルとは全然違う、木目・色味のランダムな自然さを自分の目で見られて、ずっと迷っていた気持ちに決着がつきました。

「高くて無理かも」と思っていた私が、帰り道には「PLUSで予算を組み直そう」と話していました。MRX・MSX・PLUSの選び方の詳細や、朝日ウッドテックの定価とHM価格の差も、合わせてどうぞ。ここは、サンプル請求だけでは届かない場所でした。




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