はじめに
カップボードの見積もりを見て、「え、こんなにするの?」って固まったこと、ありませんか?私もそうでした。
同じパナソニックのSクラス(幅360cm)なのに、HMと楽天ハルタスでこれだけ違ったんです。
この記事では、我が家が実際に取ったカップボードの見積もり(パナソニック・タカラ・リシェル)を実額で公開しながら、施主支給でいくら安くなるのか、設計士さんに言われた“引き渡し後がいい”理由、見落としがちなところまで、お伝えします。

この記事がおすすめな人
- カップボードのHM見積もりが高くて、施主支給を迷っている人
- パナソニック・リクシル(リシェル)・タカラの値段を実額で知りたい人
- 施主支給で「いくら安くなる?」「何に気をつける?」を知りたい人
- キッチン背面の収納を、暮らしの動線から考えたい人

結論:同じパナソニックSクラスで「約42万円」差がありました
まず、いちばん伝えたい数字から。まったく同じパナソニックSクラス(幅360cm)で、見積もりがこれだけ違いました。
| パナソニック Sクラス | HM見積もり | 楽天ハルタス |
|---|---|---|
| 幅360cm | 1,200,000円 | 781,600円 |
| 幅240cm | ― | 549,600円 |
同じ商品、同じ幅で約42万円の差。これを見たとき、正直「これ、HMで頼む意味あるのかな…」ってなりました。
仕様もメモしておきますね。扉はCX40イデアオーク柄(XL)、取っ手はハンドル+つまみのブラック(ウォールユニットは手掛け)、カウンターはシベックホワイトです。

我が家が見た3メーカーの見積もり一覧|なぜハルタスは安いの?
パナソニックだけじゃなく、3メーカーで見積もりを取りました。並べるとこんな感じです。
| メーカー(幅360cm目安) | HM見積もり | 楽天ハルタス |
|---|---|---|
| パナソニック Sクラス | 1,200,000円 | 781,600円 |
| タカラスタンダード オフェリア | 1,120,000円 | 取り扱いなし |
| リクシル リシェル(マルチ有) | ― | 733,700円 |
| リクシル リシェル(マルチ無) | ― | 788,600円 |
※タカラのオフェリアは幅360cm(90cm×4)・奥行55cm。リシェルは①270cmで641,600円、②360cmマルチ有で733,700円、③360cmマルチ無で788,600円でした。
ここで気になるのが、「なんでハルタスはこんなに安いの?怪しくない?」ですよね。私もそこが不安でした。
答えはシンプルで、取り付け工事費が入っていないからです。HMの見積もりは取付込み。ハルタスは配達まではやってくれますが、受け取りも検品も設置も自分側になります。その分が安いんですね。
じゃあ取付費を足したらどうなるの?という話ですが、営業さんいわく「大工さんに手間賃5万円ほど渡せば付けてくれますよ」とのこと。
正式には実家のリフォームをしてくれた業者さんに見積もりを依頼中ですが、仮に5万円だとしても、78万円+5万円=83万円。HMの120万円より、それでも約37万円安い計算です。だから「安い」だけで飛びつくんじゃなくて、取付までセットで考えて比べるのが大事なんですよね。
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本命はリシェル360cmマルチあり|暮らしの動線で選びました
3メーカー見て、我が家の本命はリクシルのリシェル(360cm・マルチスペース有)になりました。
値段だけならパナのほうが少し安いんですけど、決め手は「暮らしの動線」でした。
我が家は、LDKに入ったときに冷蔵庫が見えて生活感が出るのがどうしても嫌で、思いきって冷蔵庫をパントリーの中に入れたんです。そのおかげで、キッチンの背面が約5m、ほぼまるごと空きました。そこに360cmのカップボードとスタディカウンターを並べると、ちょうどよく収まるんです。

あと地味に大事だったのが、分別用のゴミ箱。パントリーに置き場所が確保できなさそうで、それならカップボードの中に収めたくて。マルチスペース(扉のないオープンな部分)有を選んだのは、ここにゴミ箱を置きたかったからです。ちなみにマルチ有のほうが収納の扉が減るぶん、少しだけ安くなります。
本当はキッチンの収納を「ノクト」で揃えたかったんですけど、ノクトは奥行きが45cmだけ。我が家は60cm以上が理想だったので、断念しました。オフェリアはハルタスで扱いがなくて…と消去法もありつつ、リシェルはショールームで何回も引き出してみて、スーッと閉まる感じと見た目の高級感に惚れちゃって。できればキッチン本体もリシェルにしたいくらいです。

施主支給するかどうかの、私の線引き
そもそもなんで施主支給するの?という話ですが、理由はシンプルで、とにかく安くなるからです。
施主支給って、手間も不安もあります。だから差額が5万円くらいなら、私は迷わずHMにお願いします。そのほうが気がラクなので。
でも今回は40万円以上の差。ここまで開くと、HMを選ぶ理由が見つからなくて。40万円って、私が1ヶ月以上働いてやっと稼ぐ額なんです。その金額を手間と引き換えにできるなら、全然アリだなって思いました。「5万円ならHM、40万円なら自分でやる」。これが我が家の線引きでした。
施主支給で気をつけたいこと【ここが一番大事】
安くなるのは魅力。でも、ここを知らずに進めると大変です。私が確認してわかったことを、正直に全部書きますね。まずは絶対に押さえたい3つから。
① 取り付けは、自分で手配する
ハルタスは配達まで。設置は別なんです。私は実家のリフォームをしてくれた業者さんに、洗面台(ミラタップのスミス)やカンタくん、エアコンの取り付けなんかとまとめて見積もりをお願いしているところ。いくつかまとめて頼むと、HMにお願いするより安く済むそうです。ハルタスにも業者さんの紹介サービスはありましたよ。

② 設計士さんは「引き渡し後」を勧める
HMは、営業さんはOK。でもインテリアコーディネーター(IC)さんや設計士さんは、あんまり勧めてこなくて。営業さんは「こっそり大工さんに5万円ほど渡せば組み立ててくれますよ」と言っていたんですが、設計士さんは引き渡し後がいいよ、と。
理由は、搬入の日程を合わせたり、検品したり、どこに保管するか決めたり…内装がある程度終わってからじゃないと運び込めないし、現場でのやりくりが大変だからなんだそうです。洗面の鏡も同じで、HMは取り付けに関わらない方向でした。
③ 下地やコンセントの位置を、自分で伝えることになる
HMなら同じ大工さんが全部やってくれるので、下地や間接照明のコンセントの位置がズレる心配がありません。でも我が家は引き渡し後に別の業者さんが吊り戸棚を付けるので、「下地の指示、合ってるかな」「間接照明のコンセント、ここで本当にいいのかな」って、自分で確認する場面が増えます。
ここからは、細かいけど知っておくとラクな2つ。
④ メーカーによって、見積もりの取りやすさが全然違う
リクシルはホームページで選んでいけば、すぐ見積もりが出ます。でも他のメーカーは、ショールームで図面を作ってもらって、それを送らないと見積もりが出ないんです。金額を知ってからメーカーを比べたかったので、ここはちょっと面倒でした。

⑤ 見積もりの有効期限と、値上げ
見積もりは3週間ほどしか有効じゃなくて、しかも納品は12月。納品の前に差額を払う必要があります。最近は値上げの話も多いので、実際に買うときにいくらになっているのかが読めないのは、正直こわいところです。
施主支給そのものでつまずいた話は、こちらにも書いています。あわせてどうぞ。
それでも私は施主支給する|こんな人はHMが安心
正直に言うと、調べる前より「施主支給って手間も不安もあるんだな」と痛感しました。
HMにお願いすれば、買い付けから搬入、組み立てまで全部やってくれて、本当に気がラクです。ハルタスで買うなら、メールのやり取りもヒヤヒヤするし、下地やコンセントも自分で確認して、設置業者さんの見積もりも取って…って、地味に労力がかかります。
なので正直、下地やコンセントの位置を自分で確認するのが不安な人や、引き渡しを急ぎたい人は、HMにお願いするほうが安心だと思います。無理にやるものでもないです。
それでも我が家は、その手間より40万円を取ることにしました。1ヶ月以上働いて稼ぐお金を、ひと手間で残せるなら——私はやってみようと思っています。
📎 ちょっと余談(でも大事)
カップボードの40万に、床材の差額、外構…どこにお金をかけるかの判断が、ずっと続きます。我が家がその優先順位をどう決めたかは、各社の間取りを無料で見比べた話にまとめています。👇
まとめ
カップボードは、同じ商品でもHMと楽天ハルタスで約42万円、メーカーをまたぐと40万円以上の差が出ました。我が家の本命は、暮らしの動線で選んだリシェルの360cmマルチありです。
大事なのは、「安い」だけで決めないこと。取り付けを誰がやるか、搬入や下地の調整を引き渡し後にできるか、そこまで含めて比べると、自分にとって本当にトクかどうかが見えてきます。我が家は、手間より40万円を取りました。あなたの判断の役に立てばうれしいです🌿


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