新築の不動産取得税はいくら?54万円の通知が届いた我が家が「0円見込み」になるまで

家づくり
この記事は約6分で読めます。

先日、県税事務所から茶色い封筒が届きました。

夫がその日の郵便をまとめて机に置いていました。その中に、見慣れない封筒がひとつ。手に取ると、ずっしり重い。嫌な予感がしました😅

中身は「不動産取得税の課税予定額のお知らせ」。金額は538,700円でした。

結論から言うと、この約54万円は申告ひとつで0円になる見込みです。ただ、何もしなければ一度全額を払うところでした。

この記事では、通知が届いてから「徴収猶予」の申告書を出すまでを、我が家の実例で書きます。土地を先に買って注文住宅を建てる方には、ほぼ同じ通知が届くはずです🙏

イメージ

県税事務所から届いた「54万円」のお知らせ

実はこの少し前に、固定資産税の数十万円を払ったばかりでした。税金の封筒に、いい思い出がありません。

子どもたちは夕食前で、3人ともレゴに夢中。その横で私はお知らせを開いて、固まりました。金額は固定資産税の3〜4倍。「聞いてない聞いてない」と内心大あわてです。

夫にそのまま伝えると驚かせてしまいそうで、まず自分で調べることにしました。夕食は食べましたが、味はあまり覚えていません😅

封筒に入っていたのは3点です。

  • 不動産取得税の課税予定額のお知らせ(金額が書いてある紙)
  • 税金の軽減についての案内
  • 「不動産取得税のあらまし」というしおり数枚

ここで大事なのがスケジュールでした。我が家の場合はこうです。

時期何が起きるか
土地の登記ここがスタート
約4ヶ月後課税予定額のお知らせが届く(今ここ)
約3週間後徴収猶予の申告締切
約1ヶ月半後納税通知書(実際の請求書)の発送
約2ヶ月後納期限

納期限はまだ先なのに、申告の締切が先に来ます。のんびりしていられませんでした。

なぜ家が建つ前に54万円?

不動産取得税は、土地や家を買ったときに一度だけかかる県の税金です。

我が家のように土地を先に買って注文住宅を建てる場合、家はまだなくても土地の分だけ先に課税されます。これを知らなかったので、通知が来て初めて「そういう仕組みなの!?」となりました。

FP相談でも資金シミュレーションでも、この税金の話は一度も出てきませんでした。家づくり後半は、外構・引越し・家電・施主支給品の設置費と出費が続きます。そこにノーマークの54万円でした。

間取り打ち合わせで追加費用が370万円に膨らんだときも、「聞いていた話と違う」と思ったんですよね。今回もまた、シミュレーションに出てこないお金でした。

追加費用が370万円になった話はこちらに書いています

「0円になるかも」を知った経緯

じつは数ヶ月前、Threadsで「不動産取得税。これを知らなければ数十万損するかも?」という投稿を見た記憶がありました。

当時、ハウスメーカー(以下HM)の営業さんに聞いてみたら「それは、やっておいてくださいね!笑」と軽い返事。「自分でやるのかな?」と深く考えず、そのまま忘れていました。いま思えば、ここでちゃんと聞いておくべきでした😅

通知が来てから「不動産取得税 体験談」で検索すると、施主さんたちの「半額になった」「かなり減額された」という記事がいくつも出てきます。満額ではないと分かってホッとしました。

ただ、半額でも約27万円。まだまだ大金です。

HMに聞いたら、ちょっと他人事だった

他の施主さんはHMと連携しながら申告していたようなので、担当営業さんにメールしました。「こんなのが届きましたが、どうすればいいですか?」と。

3日後に返ってきた返事は、要約するとこんな内容でした。

  • 届いた書面を写真で送ってほしい
  • 申請の流れは自治体の書面に書いてあるはず
  • 書類を揃えて郵送すれば完了するはず
  • 仮に先に支払っても、建物完成後に還付請求できるはず

「特に難しい作業はなかったはずです」という一文で察しました。これは施主が自分でやる手続きなんだな、と。

全施主に案内するルーティーンがある感じではありませんでした。ここはHMや担当さんによって差がありそうです。「うちのHMが教えてくれるはず」とは思わない方がいいかもしれません。

県税事務所に電話したら、一番親切だった

申告書を書き始めると、さっそく手が止まりました。我が家はペアローンで、土地は夫婦の共有名義。申告書は代表者1人分でいいのか、2人分いるのか分かりません。

調べても答えが出ず、思い切って県税事務所に電話しました。役所に電話するのって緊張しますよね😅

電話に出た方は慣れた様子で「調査番号を教えてください」。お知らせに書いてある番号を伝えると、話がスムーズに進みました。ペアローンでも申告書は代表者1人分でOKとのこと。

せっかくなので、勇気を出して聞いてみました。「減額になると聞いたのですが、大体いくらくらいになりますか?」

すると「土地の面積はいくつですか?そこに延床何㎡の建物が建ちますか?」と質問が返ってきます。約200㎡の土地に延床35坪の家です、と答えると——

「減額が大きいので、0円になります

電話口で拍子抜けしました。54万円が、0円。正確には、こういう流れだそうです。

  • 今回の申告で、徴収を最長3年待ってもらえる(徴収猶予)
  • 家が完成すると軽減が適用され、数ヶ月後に正式な通知が来る
  • 我が家の土地と建物の条件なら、その結果が0円になる

家づくり中、営業さん・コーディネーターさん・設計士さんで言うことが違って、複数の人に確認して助かったことが何度かありました。今回も「本丸に直接聞く」が一番早くて確実でした💡

徴収猶予申告書の書き方と締切

ここからは実際の手続きです。我が家がやったことをそのまま書きます。

用紙の入手

申告書は県税事務所のホームページからダウンロードして、コンビニで印刷しました。窓口でももらえるようです。

書いていて迷った欄

  • 名義人:ペアローン(共有名義)でも代表者1人分でOK(県税事務所に電話で確認済み)
  • 地番・地目:土地の売買契約書や登記の書類を見ながら記入
  • 家屋の欄(家屋番号・種類・構造):HMに聞くと、家屋番号は建物が完成するまで割り振られないそうです。空欄でOKでした
我が家がHM営業担当・県税事務所から聞いた内容です。詳しくは、地域の県税事務所に問い合わせてみてくださいね、

添付書類

我が家の県では、次のどちらかを添付します。

  • 建築確認済証(建築確認通知書)+各階平面図
  • 住宅の請負契約書+各階平面図(延床面積・間取り・寸法入り)

我が家は建築確認の書類と平面図で揃える予定です。どちらもHMからもらっている書類なので、手元になければ担当さんに頼めば出てくるはずです。

猶予の条件と締切

徴収猶予が使えるのは、土地の取得から3年以内に、床面積50〜240㎡の住宅が完成する予定の場合です(車庫や物置などの付属屋も床面積に含みます)。一般的な注文住宅なら、だいたい当てはまると思います。

そして繰り返しになりますが、締切です。我が家の場合、申告の締切はお知らせ到着から約3週間後でした。納期限より先に申告の締切が来ます。提出は郵送でOKです。

まとめ:知らなかったら、ゾッとする

我が家は今、申告書を出すところです。0円はまだ「見込み」の段階。県税事務所の方がはっきり言ってくれたので信じていますが、心の2割くらいはドキドキしています。正式な通知が来たら、この記事に追記しますね。

📌 この記事のポイント

  • 土地を先に買うと、家が建つ前に土地分の不動産取得税が課税される
  • 3年以内に家が完成する予定なら「徴収猶予」を申告できる。軽減で0円になる場合も
  • 申告の締切は納期限より早い。通知が届いたらまず締切を確認
  • 金額・手続き・締切は自治体で異なる。迷ったら県税事務所に電話が一番確実

通知が届いても、慌てなくて大丈夫です。ただ、締切だけは早めに確認してください。そして分からないことは、県税事務所に直接電話するのがおすすめです。怖くなかったし、誰よりも丁寧に教えてくれました😊

家づくりのお金は、こういう「知らないと差がつく話」の連続でした。我が家の総額や諸費用のリアルは、こちらの記事にまとめています。

注文住宅っていくらかかる?我が家のお金の話を正直に書きます
注文住宅の総額・諸費用が不安な方へ。口頭の概算から正式な資金計画書で約1割上がった我が家の実体験をもとに、諸費用の中身・標準仕様の確認・住宅ローンは『借りられる額』でなく『返せる額』で決める考え方を正直にまとめました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました