イクタナラ全4種比較|突板・挽板・シルク・シートの正直な差

家づくり
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「イクタのナラ(オーク)って、結局どれを選べばいいの?」

フローリング選びをしていると、カタログに並ぶイクタのナラ(オーク)シリーズに目移りしませんか。ビンテージフロアーラスティック、銘木フロアーラスティック、銘木フロアーシルク、エアーウォッシュプリオス…。名前を見ただけでは、何がどう違うのかまったくわかりません。

私も同じ状況でした。ショールームに行けば実物は見られる。でも1種類ずつ単体で見ても、正直「どれも似てるな」と感じてしまうんですよね。

そこで今回は、イクタのナラシリーズのサンプル4種を実際に取り寄せて、同じ場所・同じ条件で踏み比べ・触り比べ・汚れ実験まで徹底比較しました。三兄弟ママ(0歳・3歳・5歳)の目線で、子育て家庭に本当に合う一枚を選ぶための正直なレポートです。

この記事で比較する4種類の定義

まず、この記事での呼び方を統一しておきます。

この記事での呼称正式商品名種別
挽き板ビンテージフロアーラスティック・ナラ・2P無垢挽き板複合フローリング
突板銘木フロアーラスティック・ナラ・2P天然木突板複合フローリング
シルク銘木フロアーシルク・ナラ・2P天然木突板複合フローリング(シルク塗装)
シートエアーウォッシュフローリング プリオス・オークオレフィンシート複合フローリング

どれもナラ(オーク)色ですが、素材・塗装・価格帯がそれぞれ異なります。

イクタ ナラ4種の公式スペックまとめ

まずは公式情報から各商品の基本スペックを整理します。

挽き板突板シルクシート
表面素材無垢挽き板(2mm)天然木突板天然木突板オレフィンシート
塗装ラスティック塗装(マット)ラスティック塗装シルク塗装(3分ツヤ)1.5分ツヤ
床暖対応
抗ウイルス○(光触媒)○(光触媒)
サイズ12×303×1,818mm12×303×1,818mm12×303×1,818mm12×303×1,818mm
公式価格(税別)¥19,700/㎡(2P)¥37,000/ケース(2P)¥9,700〜¥10,610/㎡¥35,000/ケース(¥10,610/㎡)

※1ケース=3.3㎡(1坪)。挽き板は㎡単価が圧倒的に高く、突板・シルク・シートは同じくらいの価格帯に見えますが、後ほど詳しく説明します。

見た目の比較|並べてみてわかった違い

4種のサンプルを同じ場所・同じ照明の下に並べて、じっくり観察しました。

日光に当てたとき

色味

全体的に挽き板がもっとも薄く(明るく)見えます。突板とシルクはほぼ同じ色味で、見た目だけでは区別がつかないほど。シートは木目の色が薄いベージュ寄りで、全体的に白っぽい印象です。

木目(板目と柾目)

電球色の照明の下で

木目の見え方が4種でもっとも異なる部分です。

突板とシルクは柾目(=木の中心部から縦に入る、まっすぐな直線的な木目)が美しく入っており、場所によって濃淡があります。見ていて上品で、広い空間に敷いても床が主張しすぎない落ち着いた雰囲気です。

挽き板は板目(=木の外側から生じる、山形のダイナミックな木目)が入っており、さらに私のサンプルには存在感のある節も。ビンテージ感や無垢材らしさが強く出て、個性的です。ただし、広範囲に敷くと床の主張がかなり強くなるため、北欧・ジャパンディ・シンプルモダンを目指している方には向かない場合があると感じました。

シートは、単体で見るとそれほど気になりませんが、日光や蛍光灯が当たると白くてかり(反射)が出て、広い面積に敷くとシート材とわかってしまいます。ウォールナットなどの濃い色にするとこのてかりがさらに目立つので、オーク〜メープルなど明るめの色選びが無難です。

「遠目で木目が消えてしまうのはシートだけ。突板は5mくらい離れても木目の立体感がわかります。」

手触り・足触りの比較|素足で踏んでみた正直な感想

凹凸感・摩擦感を5段階で表すと、こんな感じです。

挽き板 ≒ 突板 > シルク > シート

挽き板・突板(ラスティック仕上げ)

左が挽き板・右がラスティック仕上げ突板
左が挽き板・右がラスティック仕上げ突板

挽き板と突板は、手触りがかなり似ています。どちらもラスティック塗装による適度なざらつき感があり、素足で踏んだときに「床に立っている」という安心感があります。突板は挽き板よりわずかに硬い感触。DAIKENのトリニティほどの強い凹凸はありませんが、トリニティとの比較で言えば、突板はよりナチュラルな足触りです。

シルク

見た目は突板とほぼ同じなのに、触ると全く別物です。突板のざらつき感がなく、名前の通りサラサラ・スルスルとした触り心地。体育館のようなツルツル・ピカピカではなく、シート材に近い感覚です。

「シルク塗装」というのはイクタ独自の特殊塗装で、天然木の突板に施したもの。見た目の質感は突板と変わらないのに、触った瞬間に「あ、これはシート感に近いな」と感じました。

「突板とシルクは見た目は双子。でも触ると、まったく別の床材です。」

シート(プリオス)

全4種の中でダントツに摩擦がありません。ツルツルというよりサラサラですが、夏場に子どもが裸足で歩くとペタペタすると思います。リクシルのラシッサDに近い感触です。

足触りのひんやり感については、4種とも「ほぼ変わらない」が正直なところ。挽き板が若干冷たさが薄い気がしますが、誤差の範囲内です。以前、担当の設計士さんから「床暖房を入れなければ、挽き板でも突板でも、最初はひんやりしますよ。足触りや見た目で選んで正解です」と言われ、それ以来底冷えの問題はあまり気にしないようにしました。

→ 足触りと底冷えの関係については、イクタ挽き板と突板の踏み比べレポートでも詳しく書いています。

【実験】醤油を1分間放置したらどうなる?

ラスティック突板

三兄弟を育てていると、床に何かをこぼすのは日常茶飯事。醤油を数滴たらして1分間放置し、ティッシュで拭き取る実験をしました(イクタ4種+朝日ウッドテック・DAIKENトリニティでも同様に比較)。

床材拭き取りコメント
挽き板1回でOK特殊塗装でつるっと取れる
突板1回でOKラスティック塗装でもスムーズ
シルク1回でOKサラサラ面で拭きやすい
シート(プリオス)1回でOK表面つるつるで最も楽
朝日ウッドテック 挽き板2回必要全サンプル中唯一2度拭き
DAIKENトリニティ1回でOKただし凹凸が強く長時間放置注意

イクタ4種はすべて1回の拭き取りで取り切れました。イクタ独自のラスティック塗装が効いているのか、汚れが表面に入り込まない印象でした。牛乳も安心だと思います。

なお、朝日ウッドテックの挽き板は2度拭きが必要でした。全サンプルの中で唯一。それだけ表面が木の質感を生かしていると言えますが、朝日ウッドテックの挽き板と突板の比較記事でも書いたように、子育て中の汚れやすい時期には少し気になる点かもしれません。

価格比較|「安さ」と「見た目の満足度」のバランス

価格帯(公式税別)を高い順に並べると:

挽き板(¥19,700/㎡〜)> 突板(¥37,000/ケース)> シルク(¥9,700〜¥10,610/㎡)≒ シート(¥10,610/㎡)

突板とシルク・シートが近い価格に見えますが、突板は「銘木フロアーラスティック2P」の場合¥37,000/ケース(1坪)。㎡換算にすると約¥11,212/㎡。シルク(ナラ)は¥9,700〜10,610/㎡なので、突板は突板よりわずかに高く、シルクはその少し下という位置づけです。

ちなみに挽き板の公式価格¥19,700/㎡はダントツ。実際にHMへの採用見積もりでも、施工費込みで他の2倍近くになることが多いです。

【銘木フロアーラスティック ランダム】2Pとの違いも比較してみた

突板シリーズには2P・3P・ランダムの3タイプがあります(公式価格:2P ¥37,000/ケース、3P ¥34,000/ケース、ランダム ¥35,000/ケース)。

ランダムは1枚が細く、複数の幅がランダムに並ぶため、2Pの規則感より自然な仕上がりになります。ただ、2Pとの価格差がたったの¥2,000/ケース。これだけ差が小さければ個人的には2Pを選びます。

ショールームのスタッフさんから「イクタの突板は溝の色が濃いめなので、挽き板と間違えて選ぶお客様もいるんですよ」と聞きました。確かに、遠目だと挽き板に見えるくらい木目と溝に深みがあります。一方、朝日ウッドテックの突板は溝がベージュ寄りで薄め。好みが分かれる部分です。

左が朝日ウッドテック突板・右がイクタ突板(ランダム)

TOMAの結論|三兄弟ママが選ぶなら突板一択

私が4種を比べて選ぶなら、銘木フロアーラスティック(突板)です。

イクタショールームにて

理由はシンプル。

  • 見た目の高級感・立体感が4種の中でトップクラス
  • 挽き板よりリーズナブル(価格差は大きい)
  • 汚れが落ちやすく、子育て中の実用性も高い
  • 足触りはシルクより「床に立っている感」があって好み

シルクは価格的には突板より安いですが、触った瞬間に「シート材に近いな」という感触があって、正直テンションが下がりました。見た目は同じなのに触り心地がシートよりなのは、天然木突板に特殊塗装を施しているためです。

シートのプリオスは機能面(光触媒・抗ウイルス・抗菌)はすばらしいのですが、日光が当たったときの白いてかりが広範囲に敷くと気になります。価格を抑えたい方や機能重視の方には選択肢になりますが、見た目の満足度を重視するなら突板を選んだ方が後悔は少ないと思います。

ちなみにショールームのスタッフさんも「一番売れているのは挽き板ではなく突板なんですよ」とおっしゃっていました。実際に選んだ人の多くが同じ結論に至っているということかもしれません。

「金額・見た目・使い勝手のバランスが一番いいのは突板。迷ったらここに戻ってきてください。」

楽天で買えるフローリングお手入れグッズ

今回の実験でどの床材も汚れへの強さがわかりましたが、日常のお手入れグッズも大切です。三兄弟ママのわが家で使っているアイテムをご紹介します。

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まとめ|イクタ ナラ4種 選び方チャート

こんな人におすすめ
見た目の高級感・立体感を最優先したい突板(銘木フロアーラスティック)
本物の無垢感・経年変化を楽しみたい、予算に余裕がある挽き板(ビンテージフロアーラスティック)
サラサラ足触りが好き・価格を少し抑えたいシルク(銘木フロアーシルク)
機能重視・メンテナンスを極力減らしたいシート(エアーウォッシュプリオス)

床材選びに答えはなく、最終的には家族のライフスタイルと予算のバランスで決まります。でも一次情報として「実際に触り比べた人の感想」は意思決定の大きな助けになると思い、今回まとめました。

イクタの他シリーズが気になる方は、エアーウォッシュフローリングの詳細レビュー記事もあわせてどうぞ。


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床材選びも大切ですが、そもそもどのハウスメーカーに依頼するかで採用できる床材の選択肢も変わります。複数社の間取りプランや見積もりを無料でまとめて取れるサービスを使えば、各社の標準仕様・オプション価格の比較がスムーズです。わが家も実際に使いました。

あわせて読みたい:【床材まとめ】三兄弟ママTOMAの床材全記事ガイド

プロフィール
この記事を書いた人

国立大学出身/3 boysママ(0・3・5歳)
2026年末引き渡し予定に向けて家づくり中🏠

もともと”納得するまで、徹底的に調べるタイプ”
家づくり・家電・子育てグッズをとことん比較検討します。

実際に調べてわかったことを、リアルな体験ベースで発信しています🌿

忙しい方でも最短で良い選択ができるよう、分かりやすくまとめることを意識しています🫧

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