「ラシッサDフロアのチェリー、気になってるんだけど実際どうなの?」——正直、私もそう思いながらHMのモデルハウスを見に行きました。
結論を先に言うと、チェリーは「映え方がわかった上で選ぶ」床材だと思っています。電球色の照明下では本当にシックで高見えするんです。でも…同じ床をリクシルのショールームで白っぽい照明の下で見たとき、印象がかなり変わりました😅
この体験、書いている人がなかなかいなくて。だからこそ正直に全部書いておきます。
ラシッサDフロアのチェリーってどんな色?30秒でおさらい
ラシッサDフロアはLIXIL(リクシル)のフローリングシリーズです。合板の表面にプリントシートを貼ったシート材で、HMの標準仕様として採用されることが多い商品ですよね。
チェリーはその中でも濃いめの赤みがかった温かみのあるブラウン。同シリーズのメープル(明るめベージュ系)やナチュラルオーク(標準的なオーク色)と比べると、一番存在感があってシックな印象の色です。

ラシッサDフロアの他の色との比較はこちらにまとめています。
→ ラシッサDフロア4色を比較|チェリー・メープル・チェスナット・ナチュラルオーク
モデルハウスで踏んだ第一印象——「あ、高見えする」と思った
最初に正直に言うと、チェリーはモデルハウスで見てかなり好みです✨
電球色(オレンジっぽい温かみのある光)の照明の下で見ると、深みのある濃いブラウンがすごくリッチに見えて。グレーや黒の壁・サッシと組み合わさると「あ、このインテリアの方向性いいな」と素直に感じました。夫も一緒に見て「チェリーの色好きやな〜」と言っていたくらいです。
板幅は標準的なサイズで、ジョイント(つなぎ目)もさほど目立ちません。写真で見ると「濃すぎるかも」と思うかもしれないですが、実際の空間で見ると意外とうるさくなく、黒いサッシや建具との相性が本当に良いです。



ちなみにモデルハウスの営業マンも「ラシッサDの中で一押しはチェリー」とおっしゃっていました。「床面積が少ない狭小住宅にはチェリーのような濃い色は合わないこともあるけれど、そうでなければ重厚感・高級感が一番出るのはチェリー」とのこと。特に黒・グレーとの組み合わせが抜群で、モダン・シックな雰囲気を出したいならチェリーが一番、というアドバイスでした。

電球色と蛍光灯で、同じ床がこんなに違って見える話
…で、ここからが本当に書きたかったことです。
リクシルのショールームで、「貼ってしばらく経った」ラシッサDチェリーを見る機会がありました。ショールームの照明は白っぽい明るいタイプ。モデルハウスの電球色とは全然違います。
同じ床材なのに、照明によってここまで印象が変わりました。
- モデルハウス(電球色):深みのある温かいブラウン。ツヤ感も「重厚感があっていい」感じ
- ショールーム(白色光):色がベージュ〜グレーよりに飛ぶ。ツヤが「光ってる感」に変わる。木目のパターンの繰り返しが目立ちやすくなる


「どちらの写真を信じて採用を判断するか」というのが、正直今も悩んでいるところです😅
実際に貼った後の見え方は、自宅の照明の色温度によってかなり変わります。電球色(オレンジ系)の照明が多い家ならモデルハウスに近い雰囲気が出やすいし、白色・昼白色メインの家なら印象は変わってくる。
床材を見に行くときは、できればモデルハウスだけでなく、明るい白色系の照明の下でも必ず確認することをおすすめしたいです。私自身、子連れでショールームを34回まわる中でこの「照明差」に気づくまで、かなり時間がかかりました。
朝日ウッドテック MSX・イクタ突板と並べて写真で比べてみた
モデルハウスに行ったとき、持参していた朝日ウッドテックMSXとイクタ突板のサンプルを床の上に置いて並べてみました。



踏み心地はほぼ変わらない。差は「手触り」と「空間の立体感」
踏んだ感触は、正直どれも大きな差はありません。シートだから歩き心地が悪い、ということは特になかった。今の賃貸マンション(突板ウォルナット系の床)と比べても同じ感じです。

じゃあ何が違うかというと、「手で触ったときの感触」と「空間の立体感」なんですよね。
朝日ウッドテックMSXを手で触ると、木目に沿った微妙な凹凸があってサラサラ感がある。シートにはその感触がない。「造花と生花の差」に近いかもしれないですね。遠くから見ると大差ないけど、近づくと違う、あの感じです。天然の木にしか出せない表情というか。床一面に天然素材の表情が広がることで、空間の雰囲気はぐっと変わります。

エッジを接地させた比較写真が一番わかりやすいと思います。朝日MSXは突板の積層感と木の表情が立体的で、ラシッサDチェリーは色は綺麗なのですが並べると平面的な印象になります。
HM経由での価格差は、1階LDK中心で朝日MSXが約40〜48万円のオプションになります。パッと見では「その差を感じるか」というと、そこまでは感じないのが正直なところ。でも「天然の素材を部屋に取り入れる」という意味での満足感は違うんだろうな、と思っています。
ラシッサDフロアと朝日ウッドテックをもっと詳しく比べた記事もあります。
→ ラシッサDフロア vs 朝日ウッドテック|価格差・質感の正直な検証
イクタ 銘木フロアーラスティック ナラ2P との比較


イクタの銘木フロアーラスティック(ナラ2P)も並べてみました。
イクタはラシッサDフロアよりも木目のランダム感があって、天然感は出ています。ただ、朝日ウッドテックと比べると若干の「色むら感」があって、「朝日よりはシート材寄りの見え方かな」と感じました。シート材は色むらでリアルさを表現しているんですが、それが逆に「人工的な印象」として見えてしまうことがある、という感じです。
色味もラシッサDチェリーとイクタナラ2Pでは全然違うので、単純な優劣比較ではないですよね。ただ、同じ価格帯で選ぶなら個人的にはイクタ突板を選びます。天然の木が部屋に入るというのが、空間に与える影響は大きいから。でも「イクタにすると追加で+40〜60万になる」と言われたら、また悩みます笑
2階にチェリーを採用するか、メープルにするか——今もまだ迷っています
1階は突板(朝日ウッドテックMSX オーク)にしようとほぼ決めています。問題は2階なんですよね。
2階にラシッサDを使うなら、チェリーかメープルか。
モデルハウスで見てチェリーへの好感度はかなり上がりました。でも引っかかっているのが1階と2階の色のつながり問題です。

1階のOAK突板(明るいナチュラルオーク)→階段→2階の床、という流れで色が切り替わるとき、チェリーは全然違う色になるんですよね。それが「いいアクセントになる」のか「チグハグに見える」のかが、まだ判断できていないんです。
一方、メープルはチェリーより明るめのブラウンで、OAKの色合いに近い。建具もクリエオーク(LIXILの建具カラー)にする予定なので、色味が近いメープルの方が統一感が取りやすいかもしれない、とも思っています。

「チェリーの方が圧倒的にかっこいい」というのはあるんですよね。でも「統一感を取りに行くならメープル」。こういう選択の積み重ねが仕様打ち合わせの沼です笑
まとめ——ラシッサDチェリーは「照明を確認してから採用を決める」床材だと思う
正直な結論をまとめます。
- モデルハウス(電球色)では重厚感・高級感が出て、本当に高見えする
- ショールーム(白色光)では色が飛んで印象が変わる。同じ床材とは思えないくらい違う
- 突板と並べると木目の天然感の差はある。でもパッと見の差は価格差ほど大きくない
- チェリーはメープルより「テカテカ感」が出やすい
- 黒・グレーとの組み合わせは抜群。モダン・シックを目指すなら相性がいい
自分の家の照明環境(電球色か白色か)を確認した上で、できればショールームや白っぽい照明の下での見え方も体験してから決めることをおすすめします。

床材もそうですが、HMによって標準仕様が全然違うし、提案されるオプション価格の相場感もかなり違います。「もっと早い段階で複数社で比べておけばよかった」というのは、仕様打ち合わせに入ってから何度も感じることです。その話を正直に書いた記事もあるので、よければ読んでみてください。
→ 間取り比較をしないで決めた私が、契約後に感じている正直な気持ち


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