注文住宅の施主支給・引き渡し後取り付けでいくら節約できる?我が家のリアルな交渉記録

家づくり
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施主支給って、実際どこまでできるものなんでしょうか。

0歳・3歳・5歳の三兄弟を育てながら家づくり中の、三兄弟ママTOMAです。わが家は追加費用が+370万円になった経験もあって、削れるところは施主支給で削ろうと、HMと交渉を重ねてきました。

この記事では、床材・カップボード・IH・洗面台の鏡・植栽——わが家が実際に交渉した5項目の結果を、金額込みで全部書きます。うまくいったもの、断られたもの、交渉中のもの、全部です。

🪵 床材|営業OKがコーディネーターNGに覆された話

これは正直、一番悔しかった体験です。

間取りの打ち合わせをしていた頃から、無垢フローリングドットコムの床材を施主支給したいと思っていて、営業担当の方に確認したら「全然いけると思いますよ」という返事をもらっていたんです。

ところが仕様打ち合わせが始まって、コーディネーターさんに同じことを言ったら——

「それは難しいです」

理由を聞くと、「我が家の大工さんはリクシルや朝日ウッドテックの施工に慣れているので、他メーカーの材料は品質が保証できない」とのこと。同じHMなのに、営業とコーディネーターで回答が真逆になってしまいました。

仕様打ち合わせが始まる前に、施主支給したいものはコーディネーターに直接確認しておくのが大事だと、身をもって学びました😅

▶ 経緯はこちらで詳しく書いています。
床材の施主支給をHMに断られた話|理由と私の気づき

▶ 無垢フローリングドットコムが気になっている方はこちらもどうぞ。
【無垢フローリングドットコム】本当に安い?人気のオークレビュー

🍽 カップボード|約37万円の節約見込み(引き渡し後に自己手配)

いちばん金額が大きかったのがカップボードです。HM見積もりは120万円。同等品を楽天のハルタスで調べたら78万円でした。

取り付けの手間賃を5万円と見込んでも、約37万円の節約。設計士さんのアドバイスで、取り付けは引き渡し後に自分で業者さんを手配する形にしました。

3メーカーの実額比較と注意点は、長くなったので記事を分けました。カップボードを検討中の方はこちらをどうぞ。

カップボードの施主支給でいくら安くなる?HM120万円→楽天78万円だった我が家の実額全公開

🍳 IHコンロと洗面台の鏡|数万円ずつの節約

IHコンロ:希望の3口IHを施主支給して、取り付けは暮らしのマーケットの業者さんに依頼する計画です。工賃は約15,000円。HMの大工さんに頼むと3〜5万円なので、2〜3万円の差になります。ただし条件があって、業者さんがIHの保証をしてくれることの確認が前提。あと、標準のIHは外しても減額にならず、箱のまま受け取ることになります(ここは正直モヤッとしました)。

洗面台の鏡:ミラタップのスミス(150cm)を施主支給します。HMにお願いできるのは下地工事(約1万円)まで。鏡の取り付け自体は別の業者さんに頼む形で、下地+取り付けをまとめると約3万円の節約になりそうです。工事中の現場に入ってのDIYは、安全の保証ができないのでNGとのことでした。

🌿 植栽|HM100万円が別業者なら最大50万円節約できるかもしれない

外構のうち「植栽」は、実は一番節約できる可能性が高い項目です。

我が家の地域には緑化に関する基準があって、HMが緑化計画図を市に申請・承認を得た上で植栽を行うという手順があります。HMの見積もりは100万円でした。

でも待って、と思って自分で計画図を確認したところ、計画図の内容は実は50万円相当だとわかったんです。100万という金額と、実際の計画内容の差が大きすぎる……と感じて調べ始めました。

市役所に直接確認したところ、重要なことがわかりました。

  • 検査済証:建物の完成で発行される(植栽の有無は関係ない)
  • 完了届(緑化ルールを守れているかの確認):外構完了後にHMが提出する必要がある
  • 外構を別業者に依頼すること自体はOK → 工事主変更届を提出すればよい

つまり、HM以外の植木屋さんに依頼することは制度上は可能で、書類を提出すれば対応できるということです。今後は馴染みの植木屋さんに緑化計画図と同じ内容で見積もりを取って、HMの100万円と比較する予定です。うまくいけば、最大50万円の節約になるかもしれません。

外構費用全般については、こちらの記事でも体験談を書いています。
注文住宅の外構費用は360万円!5社比較してわかった相場と節約術【体験談】

交渉してわかった「施主支給の3つの壁」

5項目を交渉してみて、毎回同じ3つの壁にぶつかりました。

① 保証の壁:HM経由なら施工後2年保証。施主支給は保証なしを了承の上で、が基本でした。

② 保管・検品の壁:現場には保管場所がありません。納品への立ち会いと検品は施主側の仕事になります。床材のように量が多いものほど大変です。

③ 施工慣れの壁:大工さんが扱い慣れていないメーカーの材料は、品質が保証できないと断られやすい。床材がまさにこれでした。

あと、工賃は1項目ずつではなく「全体でいくら」という決め方でした。なので施主支給したいものは、リストにまとめて一度に相談するのがスムーズです。

📋 施主支給の交渉前チェック5つ

  • ☑ 仕様打ち合わせが始まる前に、コーディネーターに直接確認する(営業のOKだけで安心しない)
  • ☑ 施主支給したいものを1枚のリストにまとめて渡す(工賃は「全体でいくら」方式)
  • ☑ 保証がなくなることを許容できる項目だけにする
  • ☑ 納品の立ち会い・検品・保管の段取りを考えておく
  • ☑ 「引き渡し後に取り付けられるもの」から狙う(カップボード・鏡・IHなど)

施主支給のよくある疑問

Q1. 施主支給って、HMに嫌がられませんか?
HMと担当者によります。わが家は営業さんはOK、コーディネーターさんはNGと、同じ会社で回答が割れました。嫌がられるかどうかより、早めにリスト化して確認するのが大事です。

Q2. 何が施主支給に向いていますか?
引き渡し後に取り付けられるもの(カップボード・鏡・IH・照明器具)はハードルが低めです。逆に工事と一体のもの(床材・建具)は施工慣れの壁があり、断られやすいと感じました。

Q3. どれくらい節約できますか?
わが家の見込みは、カップボード約37万円+植栽最大50万円+IH・鏡で数万円ずつ。全部うまくいけば90万円前後です。ただし手間と保証なしのリスクとの交換なので、金額差が小さいものはHMにお願いしています。

まとめ

わが家の施主支給・引き渡し後手配の状況をまとめると、カップボードで約37万円、植栽で最大50万円、IHや洗面鏡でも数万円ずつ節約できる可能性が出てきました。全部うまくいけば、トータルで90万円前後の差になるかもしれません。

ただ、交渉してみてわかったのは「できること・できないこと」がHMによっても担当者によっても違う、ということ。床材のように営業はOKでもコーディネーターはNGという場面もありました。「施主支給は全部OK」とも「全部NG」とも言いきれないので、早めに確認してリストにまとめて交渉するのがスムーズだと思います。

引き続き、交渉の続報もお伝えしていきます。同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです🙏

わが家のコストダウンは施主支給だけではありません。仕様の見直しで削った分も合わせた「実例7選」はこちらにまとめています。

注文住宅のコストダウン実例7選|我が家が削った金額を全部公開【体験談】
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