注文住宅の間取り、要望が”伝わる”伝え方|我が家の要望リストと、ズレを減らすコツ

家づくり
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間取りの要望って、頭の中にはあるのに、うまく言葉にできないですよね😅

我が家は注文住宅を建てるとき、要望をiPhoneのメモに100個以上書き出しました。それをA4にプリントして、設計士さんに渡しました。

結論から言うと、要望が伝わるかどうかは3つで決まりました。①書いて渡す ②今の住まいの不満を出す ③1日の動線を伝える。この3つです。

ただ、それでも「伝えたつもりが違う形で出てきた」ことも結構ありました。今日はその両方を、正直に書いていきます。

この記事がおすすめな人

  • 間取りの要望が多すぎて、整理できない人
  • 設計士さんに、どう伝えればいいか分からない人
  • 伝えたのに違う間取りで出てきて、困っている人
  • 打ち合わせの回数が限られている人

私はこう伝えた|iPhoneメモをA4にして渡した

まず私がやったのは、iPhoneのメモに箇条書きでした。

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打ち合わせが始まる前から、SNSや本を読んで、すっかり頭でっかちになっていました。予算は気にせず、やりたいことを100個以上書き出しました。断熱等級6、樹脂サッシ、トリプルガラス、太陽光……。今思うと欲張りすぎですが、書いてよかったです。

渡したタイミングは、営業さんから設計士さんに引き継いでもらうときでした。紹介してもらった場で、A4にプリントして手渡しました。これを読み込んでもらって、初回の提案からできるだけ理想に近づけたかったんです。

というのも、我が家のハウスメーカーは間取りの打ち合わせが7回まで。それ以降は1回2万円かかります。だから回数内で決めきりたくて、最初に全部出しておきたかった。打ち合わせの回数や進め方は、7回経験して気づいた話にもまとめています。

一番効いたのは「今の住まいの不満リスト」

要望リストの中で、一番効いたものがあります。それは今の賃貸の不満・不具合リストでした。

たとえば、こんな感じです。

  • リビングに収納がない
  • 玄関が狭くて、家族で帰るとぎゅうぎゅう
  • 洗面所と脱衣所が分かれていない
今の賃貸マンションは間口が狭い。これは解消したい!

毎日「不便だな」と感じていることって、はっきり言葉にできます。そしてその不満を解消するだけで、満足度の高い間取りになりました。ゼロから理想を考えるより、今の不満を裏返すほうが、ずっと伝えやすかったです。

「こんな家にしたい」が思いつかない人は、まず今の家の不満を10個書いてみてください。それがそのまま要望になります💡

伝わる伝え方、3つのコツ

100個書いた中で、「これは伝わったな」と思えた伝え方が3つあります。

✅モデルハウスを引き合いに出す

言葉だけだと、広さや雰囲気はなかなか伝わりません。そこで「あのモデルハウスの玄関の内装と広さに近い感じで」と伝えました。すると、最初から理想に近い形で出てきました。

「広めの玄関で」より、実物を指すほうが正確です。設計士さんと同じイメージを共有できるのが大きいです。

✅Pinterestの画像を見せる

理想のLDKは、Pinterestの画像を見せました。大開口の窓から庭の植栽が見える、あの雰囲気です。画像があると、好みの方向がひと目で伝わります。実際、庭の緑を楽しめる間取りになって、ここは大満足です。

✅1日のライフスタイル(動線)を書く

これが一番効きました。要望そのものより、家族の1日の動きを書いて渡したんです。

たとえばこんな内容です。共働きで、朝は私が料理、主人が先に家を出る。そのあと私がワンオペで3人の支度をして、車で送る。夕方はスーパーに寄って、保育園にお迎え。帰ったら子どもをリビングで遊ばせながら料理。主人が帰ったら子どもとお風呂、それからみんなで夕食。洗濯は主人担当で、ドラム式を1日1回。子どもが寝てから畳む。

ここまで書いたら、設計士さんがその動線が効率的になるように間取りを組んでくれました。料理しながら洗面所やパントリーにすぐ行ける。玄関の近くにファミクロを置いて、帰ったらコートとカバンをかけてから洗面所、そしてリビングへ。子どもにも分かりやすい流れになりました。

それでも”伝わらなかった”こと

ここからは正直な話です。これだけ伝えても、違う形で出てきたものがありました。

  • 「どこからでもテレビが見えるLDK」→ L型のリビングになって、ダイニングからテレビが見えない
  • 「子供部屋を3人で分けられるように」→ 8.4畳の大部屋を3人でシェアする形
  • 「リビングに子の勉強道具の置き場を」→ 収納がつかず、ランドセルはファミクロ、勉強道具はキッチン背面に
  • 「パントリーにコストコのまとめ買いを収納」→ 冷蔵庫と冷凍庫を入れるだけのスペースに(回遊動線にしたので可動棚が置けなかった)

数え出すとキリがありません。要望は伝えたのに、その人の解釈や設計力で形が変わる。もちろん坪数の制限内に全ての要望を叶えるのは無理です。ですが、これが1社で進めて感じたことでした。

今振り返ると、同じ要望リストを1社にしか出していなかったのが大きいです。同じ条件を複数の会社に渡せば、解釈の違い=提案力の差が見えたはず。「ダイニングからテレビが見えないなら、こっちの会社はこう解決している」と気づけたかもしれません。私が1社で決めて、今も感じていることはこちらの記事に書いています。

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同じ要望でも、会社によって出てくる間取りは変わりました

各社に同じ条件で間取りを作ってもらうと、解釈の違い=提案力の差が見えます。
何度も商談しなくても、自宅にいながら各社のプランが届きます。

要望が多すぎるときの絞り方

100個も書くと、当然ぜんぶは叶いません。私が絞った基準は2つです。

1つめは、お金がかかるものは先に金額を聞くこと。明らかに予算オーバーなものは、そこで外します。我が家は断熱等級5が標準でしたが、6にすると200万円かかると聞いて、最初に除外しました。軒を1mほど深く出すと80万円と聞いて、これも断念。金額を先に聞くと、気になっていたものでもスッパリ手放せます。

追加費用がいくらかかるかは、ハウスメーカーによります。

2つめは、設計士さんに”譲れない部分”を伝えること。全部を同じ熱量で言うと、何が大事か伝わりません。優先順位は先に共有しておくと、迷ったときの判断が早かったです。間取りの優先順位の付け方は、こちらの記事に詳しく書きました。

参考になった情報源

間取りの勉強は、施主インフルエンサーさんのSNS、YouTube、本など片っ端からしました。

中でも参考になったのが、船渡亮さんの『この間取り、ここが問題です!』という本です。YouTubeで間取りの添削動画を出されていて、日当たりや動線のミスを分かりやすく解説してくれます。自分も陥りそうなミスが多くて、要望リストを作る前に読んでおいてよかったです。

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この間取り、ここが問題です! (講談社+α新書) [ 船渡 亮 ]

これから要望を伝える人へ|要望リストの作り方まとめ

最後に、要望リストの作り方をまとめます。よかったら真似してください。

  • 今の住まいの不満を10個書く:それが一番の要望になる
  • やりたいことは予算度外視で全部書く:あとで金額を聞いて絞ればいい
  • モデルハウス・画像で見せる:言葉より実物・写真が正確
  • 1日の動線を書く:暮らし方を渡すと、動線まで考えてくれる
  • 譲れない部分を先に伝える:優先順位を共有しておく
  • 引き継ぎのタイミングで設計士に渡す:初回提案から理想に近づく

📋 コピペで使える!間取り要望書テンプレ

スマホのメモ帳に貼って、埋めるだけ。埋めたらA4に印刷して設計士さんへ。

【1. 家族構成と1日の動線】
・家族:大人◯人+子ども◯人(◯歳・◯歳・◯歳)
・平日の朝:(例)私が料理→夫が先に出る→私が3人の支度→車で送り
・平日の夜:(例)買い物→お迎え→リビングで遊ばせながら料理→夫と子でお風呂
・家事の分担:(例)洗濯は夫。ドラム式を1日1回

【2. 今の住まいの不満(ここが一番大事!)】
・(例)リビングに収納がない
・(例)玄関が狭くて、家族で帰ると渋滞する



【3. 絶対に譲れないこと(3つまで)】




【4. できれば叶えたいこと(予算度外視で全部)】



【5. 参考イメージ】
・「◯◯のモデルハウスの玄関くらいの広さで」
・Pinterest/Instagramの保存画像を見せる

【6. 予算と広さ・お金をかける順番】
・延床◯坪まで/総予算◯◯◯◯万円まで
・お金をかけたい順:(例)LDK→洗面→玄関→寝室

そしてもうひとつ。要望は、1社だけだと”その会社の解釈”でしか返ってきません。同じ要望リストを複数の会社に出して、出てきた間取りを並べると、解釈の違いがよく分かります。我が家が1社で進めて感じたことは、この記事に正直に書いています。これから建てる人の参考になればうれしいです。

同じ要望でも、会社によって出てくる間取りは変わります。1社で決めた私が今も感じていることは、こちらに書いています。

間取り比較をしないで決めた私が、契約後に感じている正直な気持ち|これから建てる人へ
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まとめ

間取りの要望は、①今の不満を出す ②書いて渡す ③1日の動線を伝える。この3つでぐっと伝わりやすくなりました。モデルハウスやPinterestの画像も、強い味方です。

それでも、伝えたつもりがズレることはあります。我が家もそうでした。だからこそ、要望は手元に残して、できれば複数の会社の間取りと見比べてみてください。きっと、納得して進められます😊

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