注文住宅の間取りの決め方|35坪・5人家族が”優先順位”で決めた手順

家づくり
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間取りって、何から決めればいいか分からないですよね😅

我が家は5人家族、延床35坪で家を建てました。広さに上限があるので、全部を広々とは作れません。だから先に優先順位を決めて、そこから間取りを組みました。

結論から言うと、大事だったのは2つです。広さは畳数ではなく体感でつかむこと。そして、営業さんや設計士さんと同じ広さの感覚を持つこと。この2つで、間取りの迷いがぐっと減りました。

この記事では、我が家が実際にどんな順番で間取りを決めたかを、正直に書いていきます。これから間取りを考える人の、決める順番の参考になればうれしいです。

この記事がおすすめな人

  • 「LDK16畳」と言われても、広いか狭いか分からない人
  • 間取りを何から決めればいいか迷っている人
  • 予算に上限があって、全部は広くできない人
  • 今の住まいの不満を、新居で解消したい人

まず畳数を”体感”する|「LDK16畳」が分からない問題

間取りを考え始めて、最初につまずいたのが広さの感覚でした。

「LDK16畳」と言われても、ピンと来ないんですよね。今の賃貸マンションもLDK16畳です。でもうちは壁付キッチンなので、わりと広く感じます。

ここに落とし穴がありました。アイランドやペニンシュラ型のキッチンは、部屋の真ん中に出てきます。同じ16畳でも、対面キッチンにすると想像以上に狭いんです。「今と同じ16畳でいいや」と決めていたら、危ないところでした。

そこで、HMを決めたあとにモデルハウスを片っ端から回りました。畳数を頭ではなく体で覚えるためです。「この広さで20畳か」と立って確かめる。これを繰り返しました。

やってみて一番効いたのは、これです。営業さん・設計士さんと共通の感覚を持つこと。「あのモデルハウスと同じくらいの広さで」と言えると、認識のズレが起きません。言葉だけで「広めで」と頼むより、ずっと正確に伝わりました💡

我が家の優先順位の付け方|長く過ごす場所にお金をかける

広さの感覚がつかめたら、次は優先順位です。

我が家の基準はシンプルでした。家で一番長く過ごす場所にお金をかける。起きている時間を長く過ごす場所ほど、広さや使い勝手にこだわる、という考え方です。

買い物と同じだと思っています。毎日使うスマホや財布、調理器具は、納得できるものを選ぶ。年に数回しか着ない礼服は、コスパよく済ませる。家も同じで、メリハリをつけました。

我が家のお金をかける順番はこうです。

  • LDK(一番長くいる)
  • 洗面所
  • トイレ・玄関
  • 脱衣所
  • 寝室(寝るだけなので最後)

最初に決めたのはLDKの広さ23畳以上でした。モデルハウスを回って、5人家族で過ごすイメージが主人と一致したのが23畳です。20畳だと、ペニンシュラ(HMの標準仕様)が入ったときに圧迫感がありました。

そのあと、広さが使い勝手に直結する場所を決めていきました。洗面所、玄関、脱衣所です。ファミリークローゼットは4畳以上欲しいと伝えました。設計士さんからは「1人1畳が目安」と言われましたが、予算の都合で4畳に落ち着きました。

子育て起点で譲らなかった3つ|ファミクロ・洗面・玄関

3兄弟がいる我が家が譲らなかったのは、3つです。ファミリークローゼット、洗面の広さ、玄関のかまち。全部、今の賃貸で困っていることを解消するためでした。

ファミリークローゼット4畳以上

今の賃貸は、クローゼットが大人2人分しかありません。子供服は全部畳んでしまっています。でも畳むとシワになるし、何より畳む家事が私は苦手です。他の家事よりやりがいを感じなくて…😅

子供が大きくなれば、洗濯量も増えます。服のサイズも大きくなって、もっと畳みにくくなる。だからかける収納にしたい気持ちが強かったです。下着とパジャマ以外はファミクロに集約する。場所を1か所に決めてしまう方が、考えなくていいので私に合っていました。

洗面120〜165cm

今の洗面台は90cm幅です。朝、主人と交代で使っています。主人が髪をセットしていると、「あ、使ってる。じゃあ別のことしようかな」と自分の予定を変えることになります。これが地味にストレスでした。

子供が思春期になれば、鏡の取り合いはもっと増えます。だから120cmは欲しい(大人2人が横並びできる幅)。できれば165cm。ここは主人ともすぐ一致しました。

玄関は”かまちを長く”

マンションあるあるですが、玄関の間口が狭いんです。スーパーの袋を2つ持って帰るだけで、ぎゅうぎゅうになります。家族全員で帰ると、子供が靴を脱ぐのを後ろで「まだ〜?」と待つことに。

実家はL型の玄関かまちで、広さもあります。全員が同時に出入りできて、待つことがありません。だから玄関自体を広く、というより、かまちを長く取りたいと考えました。

削る勇気|土間収納をやめた理由

優先順位の高いものを決めると、削るものも見えてきます。我が家が真っ先に削ったのは土間収納でした。

モデルハウスには大体ついていて、ベビーカーも入れられて便利そうでした。でも設計士さんにこう聞かれたんです。

「そんなに置くものあります?靴以外に」

言われて考えてみると、確かにないかも、となりました。

勉強する中で、心に残った言葉があります。「モノをそこに置くと、その分だけ坪数が増える。坪数を増やしてまで、そこに置きたいですか?」という視点です。

土間収納に1〜2坪使うと、100万円以上かかります。一方、外に物置を置いて同じものをしまうなら、10万円ちょっとで済みます。この差を考えても、家の中に置きたいか。そう問われると、答えは変わりました。

これは収納全部に言えます。安いからとまとめ買いして、その置き場のために坪数を広げる。すると、お得分以上にお金がかかります。私もコストコでまとめ買いします。でもペーパーや飲料の置き場のために土間収納を広げたら、本末転倒でした。間取りを考えることは、これからの暮らし方を考えることでもあったなと思います。

夫と意見が割れた話|子供部屋の分け方

間取りで主人と意見が割れたのが、子供部屋の分け方でした。

私は受験のとき、家で勉強することが多かったです。だから集中できる場所+子供部屋、という構成にしたかった。でもそうすると、部屋割りが歪になります。中途半端な2部屋ができて、兄弟が邪魔し合って一騒動あっても困ります。

主人の意見は違いました。「そこも私たちの教育。3人で使うルールを作るべきだ」と。

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話し合った結果、8.4畳の大部屋を3人で共有することにしました。子供が小さいうちも、巣立ったあとも使いやすいように、という考えです。

子供部屋をどう使うかは、こちらの記事に詳しくまとめています。→ 子供3人で延床35坪|大部屋の子供部屋をどう使う?

今思う”納得”と、少しのモヤモヤ

1階の間取りは、今でも大満足です。優先順位をはっきりさせたぶん、LDKも洗面も玄関も、暮らしやすい形になりました。

ただ、ひとつだけ気になっている部分があります。寝室が5.4畳とかなり狭くなったことです。LDKや玄関、洗面を優先した交換なので、覚悟はしていました。でも問題は広さよりも形でした。きれいな長方形ではなく、少し歪なんです。

シングルベッドを2つ置くのが難しい。壁に寄せても壁から30cmしか空かない。クローゼットを開けるとベッドに干渉する。住む前から、使い勝手に不安があります。

なぜこうなったか。間取りの打ち合わせ回数が7回までと決まっていたんです。最初の案からのマイナーチェンジはできても、白紙に戻す大幅変更はできませんでした。直そうとすると、また別の場所が歪になる。変更を重ねるほど、迷いが増えていきました。

外観にも引っかかりがあります。外観についてはほとんどヒアリングがなく(屋根の形は聞かれました)、間取りが固まったあとの立面図を見て、「なんでここの壁が飛び出ているんだろう」と思う箇所がいくつかありました。

一番ショックだったのが、エアコンの室外機も、2階の見える位置に付くこと。帰ってくると目に入ってテンションが下がるだろうな・・・

正直に言うと、他の間取りも見比べていれば、気づけたことかもしれません。我が家は1社の間取りだけで進めました。比べる相手がいなかったので、「これが普通」と思ってしまったんです。家を建てるのは、人生で最初で最後。初めての間取り作りで、ここまで気づくのは難しかったなと思います。

打ち合わせのしんどさは、こちらにも書きました。→ 間取り打ち合わせが終わって…正直疲れました

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これから間取りを決める人へ|決める順番まとめ

我が家の経験から、間取りを決める順番をまとめます。よかったら、最初の一歩に使ってください。

  • ①畳数を体感する:モデルハウスで「この広さで○畳」と立って確かめる
  • ②優先順位を決める:長く過ごす場所から、お金と広さをかける
  • ③一番大事な部屋から決める:我が家はLDK23畳から
  • ④今の住まいの不満を書き出す:その解消が、譲れない条件になる
  • ⑤削るものを決める:「坪数を増やしてまで要る?」と問う
  • ⑥営業・設計士と同じ感覚を共有する:「あのモデルハウスと同じ広さ」で話す

もうひとつ、今だから思うことがあります。間取りは、1社だけだと”比べる相手”がいません。我が家のあの寝室も、他社の間取りが手元にあれば、早めに気づけたかもしれません。

今は、複数社に間取りを無料で作ってもらって見比べる方法があります。我が家のときに知っていれば使いたかったな、と思うサービスです。各社のプランを取り寄せて見比べた方法は、こちらにまとめました。

注文住宅の間取り、1社だけで決めて大丈夫?無料で各社プランを見比べた方法

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我が家は1社の間取りで進めて、寝室が5.4畳の歪な形になりました。他社の提案も並べていたら、早めに気づけたかもしれません。

我が家は1社で決めてしまいました。だからこそ、これから建てる人には、各社の間取りを並べて見比べてほしいなと思います。

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まとめ

間取りの決め方で大事だったのは、先に優先順位を決めることでした。全部を広くはできないからこそ、長く過ごす場所から決める。今の住まいの不満を、譲れない条件に変える。

そして、広さは畳数ではなく体感でつかむこと。営業さんや設計士さんと同じ感覚を共有すること。この2つで、迷いはかなり減りました。

我が家は1階に大満足しています。一方で、見比べていれば違ったかも、と思う部分も残りました。これから間取りを決める人は、ぜひ複数の間取りを手元に並べてから決めてみてください。きっと、納得して進められます😊

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